二重敬語 御社様

気を付けなければならない二重敬語の例:御社様

相手を敬う態度を示すということを考えると、最大限に丁寧だと思える表現を使うのが正解だと思ってしまうという方も少なくないのではないでしょうか。
けれど、敬語表現を重ねすぎることが、かえって失礼になってしまうことも。そうした不要な敬語表現のことを、二重敬語と言います。

 

 

二重敬語の例として、「御社様」という表現が挙げられます。
「御社」というのは、会社に尊敬の意味を加えたものです。
そこに、尊敬語である「様」が付け加えられてしまっています。

 

 

尊敬の意味が二重になっているので、二重敬語だと言えます。相手の会社を敬うのなら、単に「御社」と言うだけで十分なのです。
御社様という呼び方をしてしまうと、ふざけているのか、ばかにしているのか、と思ってしまう人もいます。

 

 

「様様」という言葉と比較するとわかりやすいでしょう。
「まったく○○様様だよ」といったように使われるこの表現は、冗談めかして、対象を馬鹿にするようなニュアンスを含んで使われます。
違う言葉を重ねているとは言え、「御社様」もこれと同じ種類の表現。
良くない意味にとられかねないものなのです。

 

 

特に自分の敬語の使い方に不安を持っていると、不要な敬語表現を付け加えてしまいがちです。
二重敬語を避けるために、まず一度敬語表現を学びなおしてみることをお勧めします。