敬語の使い方 接客

接客時における敬語の使い方について

ファミレスで注文をする際、「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」という言葉がよく使われています。
正しい言葉づかいのように聞こえますが、実はこの表現は正しい敬語ではありません。
正しくは、「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」です。良いか良くないかは今現在確認をとるべき事項であり、過去形で表現するのは間違った敬語の使い方です。

 

 

昨今接客業務において間違った敬語の使い方をしている人は少なくありません。
敬語には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」の三種類があり、個々の状況に応じて使い分ける必要があります。

 

 

先ほど挙げたファミレス店員の言葉は、「注文は以上で良いですか?」の丁寧語です。
尊敬語は主に、自分より格上の相手の行動に対して使用します。例えば「ごゆっくりご覧ください」、「ご希望の品を仰ってください」などです。
謙譲語とは、逆に自分に対して使うへりくだった表現です。「只今伺います」や「商品を取ってまいります」などの言葉です。

 

 

接客シーンにおいて尊敬語と謙譲語を取り違えて使用すると、お客様に大変失礼な言い方をしてしまう恐れがあります。
このようなケースでよく見受けられるのが、お客様との対話の中で、店員サイドの上司に対して敬語を使ってしまうという間違いです例に挙げると、「店長は只今いらっしゃいません」という言葉。
店員からすると、店長は当然格上であり敬語を使用する対象です。

 

 

しかし、お客様にとっては店員と店長の立ち位置は関係ありません。
つまり「店長はおりません」店舗サイドとして同等にへりくだった言い方を使用するのが正しい表現です。
お客様と接する以上、正しい知識を身に付け美しい日本語を話す必要があります。